【映画感想】最近テレビで観た映画 – キャプテン・フィリップス/ツーリスト/インセプション

 BSプレミアムで放送された映画をいくつか見たので感想。キャプテン・フィリップス  2009年にソマリア沖にて発生した「マースク・アラバマ号」乗っ取り事件が題材となっている。リチャード・フィリップスが船長を務める米国籍の貨物船が海賊の襲撃を受け、フィリップス船長自身が人質となる。  当時はソマリア海賊がメディアで盛んに取り沙汰され、話題は自衛隊の派遣の是非にまで及び関連する法律も制定された。一方でソマリア海賊側の背景事情を世界に伝えた内容を自分はあまり目にしなかった。本作も事件そのも…続く…

【映画感想】訓練し想定する。乗客も乗員も当事者だ – ハドソン川の奇跡

 “USエアウェイズ1549便不時着水事故”。私の頭が逝っている為かこの事故名を見ても『ハドソン川の奇跡』という映画名を聞いても当時を思い起こすことは出来なかった。『ゼロ・グラビティ』という映画があるがこいつの原題は『Gravity』で、邦題と真逆の意味になっている。それで映画ファンの一部から不満が湧いたそうだ。確かに主人公が地球の重力を噛み締めるシーンが作品のラストを飾り、感動が重力のように観客に押し寄せる仕掛けになっているのだが、邦題がこれでは監督だかプロデューサーだかのドヤ顔が無駄になって…続く…

【映画感想】ハラハラが止まらない – バトルフロント(Homefront)

 簡単に書いておきます。  今回ご紹介するのは2013年にアメリカで製作、公開されたアクション映画『バトルフロント』(原題:Homefront)。スターチャンネルの無料放送でやっていたので見ました。  あらすじ的には、元麻薬捜査官で無敵な主人公とどこにでもいそうなか弱い(?)娘、悪役だが根はやさしい(?)サブキャラ、復讐劇に巻き込まれ、最終的には無事に助かる、という王道的な作品なのです。ところが映画の内容自体は始終ハラハラが止まらず描写に無駄が無い印象を受け、視聴者を飽きさせないものでしたの…続く…

【映画感想】愛国。反戦。家族。心。 – アメリカン・スナイパー

 遂に映画にまで手を出し始めたhppyです。今回は2014年に米国で製作され、先月Blu-ray&DVDの販売と各レンタルが開始された「アメリカン・スナイパー」の紹介とか感想とか、なんか色々。 ブラッドリー・クーパー演じるクリス・カイルの実話を基にした物語。原作はクリス自著の自伝。心か、政治か  政治的に中立を狙った本作品。コンセプトは良いが、一方でクリスや家族の心に焦点を当てる時間はもう少し欲しかった。作中でノイローゼ気味のクリスが息子と戯れる犬を過剰に攻撃したり、彼の第二子…続く…