拡張機能がChromeによって勝手に無効化された場合の対処法。カスペルスキーのExtensionsも復活可

無効化された拡張機能」「拡張機能が Chrome によって無効にされました」の表示をご覧になって困惑された方も多いと思います。私もその一人でしたので、どういうことなのか記事にしてみました。
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Googleの対策

先日、グーグルが「Chrome Web Store」に未登録の拡張機能を使えなくする措置を実行するというニュースがありました。セキュリティ強化の一環で、ユーザーの知らぬ間などにインストールされた拡張機能がスパイウェア的な動作をするのを防止するためだそうです。去年には「Chrome Web Store」以外での拡張機能公開を禁止しており、本格的に対策に入ったことになります。
そして先ほど、私のクロームでも、「Chrome Web Store」にて提供されていない拡張機能が無効化されてしまいました。ところが、その中にはウイルス対策ソフトのカスペルスキーの拡張機能も含まれており、むしろセキュリティ的に弱い状況になるという、本末転倒な状態になってしまいました。セキュリティの強化を謳ってこのありさまですよ…。

Kasperskyの対策

さて、Kasperskyもこの状況を認識しており、「Chromeウェブストア」にて同様の機能の拡張機能の提供を始めたようです。これはサポートページにて案内されています。しかし、「注意: Google Chrome(バージョン 29.х 以上) ではバナー広告対策 と カスペルスキー危険サイト診断はサポートしていません。」とあり、一部の機能は利用が不可能になってしまったようです。カスペルスキー側もあきらめている状況で、ユーザー側で対策するしか方法はありません。

強制無効化は回避できる

今回はカスペルスキーの拡張機能がChromeによって強制的に無効化された場合の対処法をご紹介します。また、カスペルスキー以外のすべての野良エクステでもこの方法は利用できます。ただし、拡張機能の拡張子が「.js」の場合はこの方法を利用できません。
現在のところ、この措置はWindows版のみで、Mac版、Linux版、ChromeOS、またWindows版の「Dev」と「Canary」channel(ビルド)も対象外になっています。拡張子が「.js」の場合はこちらの記事を参考にするか「Dev」channelをご利用ください。「Dev」channelなどのダウンロード方法はこちらの記事を参考にしてください。

手順

  1. 始めに「C:\Program Files\Kaspersky Lab\Kaspersky Internet Security 14.0.0\ChromeExt」を開きます。64bitのWindowsの場合は「Program Files (x86)」です。
  2. おそらく「ネット決済保護」「バナー広告対策」「危険サイト診断」の3つの機能が無効化されたと思います。「online_banking_chrome.crx」「ab.crx」「urladvisor.crx」の3つが当該機能のファイルですので、この3つのファイルをデスクトップなどにコピーします。
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  3. デスクトップにコピーした3ファイルの拡張子を「.zip」に変更し、それぞれ解凍します。

    元の拡張子が「.js」の場合はこちらの記事を参考にするか「Dev」channelをご利用ください。「Dev」channelなどのダウンロード方法はこちらの記事を参考にしてください。

  4. Chromeを開き、拡張機能のページ(chrome://extensions/)に移動します。無効化されてしまった機能を、ゴミ箱アイコンをクリックしてすべて削除します。
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  5. ページ上部の「デベロッパー モード」にチェックを入れます。「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む…」をクリックします。
  6. 先ほど解凍してできたフォルダを一つ選択し、「OK」をクリックします。
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  7. これで、機能が正常に追加できるはずです。他の2つの機能も同様にインストールします。

ですが、デベロッパーモードにしておくと定期的に警告が表示されます。この方法もいつまで利用できるか分かりませんね。
※この表示が出た場合は「キャンセル」をクリックしましょう。
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「Dev」または「Canary」版の利用が現実的?

先ほども書いた通り、現在のところこの措置はWindows版のみで、Mac版、Linux版、ChromeOS、またWindows版の「Dev」と「Canary」channel(ビルド)も対象外になっています。今後もChromeを利用するなら、「Dev」または「Canary」版をインストールするのが現実的のようです。
各種バージョンのダウンロード方法はこちらの記事を参考にしてください。

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