あなたのパソコンで社会貢献しませんか? – BOINC導入方法紹介

今回は「BOINC」について紹介します。

BOINCってなに?

「BOINC」とは「分散コンピューティングプロジェクト」のこと。簡単に言うと、皆さんのパソコンで使われていないCPUなどのパワーを利用して、医療や環境など科学の発展に貢献しようというボランティア活動のことです。
正式名称は「Berkeley Open Infrastructure for Network Computing」だそうです。2007年までは「UD」という似たようなプロジェクトも存在した。

「Team 2ch」

さて、インターネット掲示板2ちゃんねるでは2ch内の各板にチームを置き、最終的に「Team 2ch」となってBOINCに参加しています。「Team 2ch」は世界中のチームの中でもトップレベルの参加者数と、優秀な成績をおさめてきました。
また「Team 2ch」内でももっとも活発と思われるのが嫌儲板のスレとなっています。各板のBOINCスレへのリンクがこちらにあります。

なにをすればいいの?

解析ソフトをインストールし、初回の設定を行った後は、普段通りにパソコンを利用してください。「宿題」データのダウンロード、解析、提出を自動で行ってくれます。解析作業の優先度は低く設定されているため、皆さんのパソコンでの作業への支障はほとんありません。

BOINC内のプロジェクトについて

これまで「BOINC」の紹介をしてきましたが、「BOINC」とは大きな枠組みで、具体的な医療や環境などのプロジェクトはその下に無数に存在します。
その中で最も有名なのが「World Community Grid」です。これは医療のプロジェクトで、小児がんに関する治療方法の解析なども行っています。略称は「WCG」。WCGの下にもいくつかプロジェクトが属しているのですが、これは後ほど。
他にも「Rosetta@home」(タンパク質構造予測)などがあります。

導入方法 – 登録

解析ソフトのダウンロードの前に登録が必要です。BOINC自体も解析ソフトを提供しているのですが、WCGからも解析ソフトを提供していますので、今回はこれをダウンロードします。
また、登録は各プロジェクトごとに行う必要があります。今回はWCGの登録方法です。こちらのページを開きます。

すべての項目を入力するのですが、「メンバー名」には注意が必要です。まずは希望の名前を入力した後、所属したい板名を「@板フォルダ名」で入力してください。たとえば嫌儲板なら「@poverty」ですので、「○○@poverty」となります。特定の板に所属しないことも可能です。
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また、板内にあるチームに属することも可能です。たとえば「@poverty」の前に「@kinoko」と置いて「○○@kinoko@poverty」とすることで、嫌儲チームと「きのこの山派」チームに属することができます。これは任意です。嫌儲板内のチーム一覧はこちらをご覧ください。メンバー名は後ほど変更することもできます。

入力後、「Continue」をクリックします。続いて参加したいWCG内のプロジェクトを選択します。「Continue」をクリックします。
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最後に解析ソフトのダウンロードです。ご利用のOSを選択し、「ダウンロード」をクリックします
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導入方法 – ダウンロードとインストール

インストーラーをダウンロードしたら実行します。今回はWindowsで紹介します。
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ユーザーアカウント制御の画面が出ますので「はい」などをクリックします。

しばらく待ち「Next」をクリックします。
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規約を読み、同意できる場合は「I accept the terms in the license agreement」にチェックを入れ、「Next」をクリックします。
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特に変更の必要がなければそのまま「Next」をクリックします。変更の必要があれば「Advanced」をクリックして変更してください。
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「Install」をクリックするとインストールが始まります。
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インストールが完了したら「Finish」をクリックします。
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しばらくするとBOINCが立ち上がりますので、項目を記入して「次へ」をクリックします。「参加者の名前」には先ほど設定した「メンバー名」を入力します。
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ログインできたら「終了」をクリックします。
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まず目に付くのがこのような画面です。すでに解析が始まっています。
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「Team 2ch」へ参加

ここで「Team 2ch」へ参加しましょう。こちらのページを開きます。WCGのアカウントでログインします。

「チーム制御パネル」内の「Join Team」をクリックします。
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正常にチームに追加されました。」と表示されたら完了です。
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導入方法 – 詳細の見方

BOINCのメニューバーの「表示」→「詳細表示」で詳細画面を表示できます。詳細画面を表示することをおすすめします。
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「お知らせ」「プロジェクト」「タスク」…とあります。一つずつ見ていきましょう。

お知らせ」ではWCGなどプロジェクトからの通知を受け取ることができます。英語です。
プロジェクト」には現在参加中のプロジェクトが一覧表示されます。まだWCGしか表示されていません。他プロジェクトへの参加方法は後ほど紹介します。
タスク」では、現在実行中の具体的な「宿題」(解析作業)が表示されます。この「宿題」は通称です。各宿題には報告期限が指定されています。詳しくはわかりませんが、期限後でも提出できるそうです。
ファイル転送」では新しい「宿題」のダウンロード状況を確認できます。
統計情報」では功績等を確認できます、
ディスク」ではBOINCやWCGなどが占有しているディスク容量を確認できます。結構容量食います。
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導入方法 – 別プロジェクトへの参加

WCGだけでは物足りない、という方は他のプロジェクトにも参加してみましょう。メニューバーの「ツール」→「プロジェクトまたはアカウント・マネージャを追加」をクリックします。
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「Add projects run by other researchers or organizations」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
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プロジェクト一覧が表示されるので、お目当てのプロジェクトを選択し、「次へ」をクリックします。今回は「Rosetta@home」にしました。
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項目をすべて入力したら「次へ」をクリックします。私はすでにアカウントを持っているので、途中は省略させていただきます。
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最後に「終了」をクリックします。(ウインドウに何も表示されないんですが汗)
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「プロジェクト」や「タスク」を見ると、「Rosetta@home」が追加されているのが分かります。
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最後に、パソコンをシャットダウンする際もBOINCを意識する必要はありません。また、パソコン起動時も自動でBOINCが起動し、解析を始めます。

それでは、良いBOINC生活を!

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