【ラノベ感想】俺のいもーと(87)がこんなに(ry – いもーとらいふ (下)

 にーさんにとっては87歳のいもーとも可愛いのかもしれない。

上巻のあらすじ 感想記事はこちら
 夏休みの宿題をきっかけに仲良くなった兄妹は同じ大学に進学し二人暮らしが始まる。
 不甲斐ない妹の為にパン工場に就職しせかせかと働く兄。ところが妹には小説家という明確なプランがあり、しかも見事に実現させた。兄であるにーさんの立場はどうなってしまうのか!?

 “主人公”が血塗れになるシーンで始まったので「読む本間違えたかな?」と思ってしまいました。目の前に重なる死体よりも愛読書の結末を優先させる辺り“主人公”の精神状態は健全とは言い難いようだ。あるいはにーさんか、いもーとか。もしくは入間さんの別作品の登場人物かね。
 

 とりあえず、背は他の子よりちっちゃいです。(中略)
 にーさんよりおっきくなるのがもくひょうです。

 「いもーとらいふ」とか言っておきながら“にーさんにっき”だった今作にも遂に「いもうとにっき」が登場しました。
 背丈はさておき、にーさんよりビッグになることは間違いなさそうです。いもーとにとってにーさんは兄の範疇を超えた存在。だから出世して収入も納税額も兄より上回ることに躊躇いはない。親や先生は子や生徒が自らを超えて偉大になることを望むだろう。「褒められたい」。そんな感じの道理をいもーとは直実に遂行しているだけなのかもしれない。

 個人的には心中エンドが最悪のパターンかなと予想していましたが、いもーとならハッピーエンドだと捉えそうだ。二人で完結した世界が彼らなりの心中とも思える。それはにーさんにとってもハッピーエンドなのだろうか。少なくともその一生は「満足だ」ったらしい。

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